猫用品レビュー・比較
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短毛猫のブラシ3種類を使い比べた|アメショ2匹で試して残ったのは「櫛」でした
はじめに|ブラシが3本になりました
アメリカンショートヘアのつむぎと琥珀(こはく)と暮らしていると、抜け毛は毎日のことです。
我が家には今、猫用のブラシが3本あります。ファーミネーター、スリッカーブラシ、そして金属の櫛です。最初から3本買うつもりだったわけではなく、使ってみて「うーん」と思うたびに次を買い足した結果でした。
そして今、いちばん出番が多いのは、いちばん最後に買った櫛です。
結論:我が家の定番は「櫛」になりました
先に結論を書きます。3本のなかで我が家に残ったのは、岡野製作所の高級両目金櫛(中)です。3日に1度のブラッシングは、ほぼこれ1本で済ませています。
理由はひとつだけです。
使う私が、怖くないからです。
ファーミネーターもスリッカーも、抜け毛はしっかり取れます。ただ、どちらも猫の肌を傷つけてしまいそうで、私は力を入れて使うことができませんでした。おそるおそる撫でるように動かすので、結局あまり毛が取れないまま終わってしまいます。
櫛は違いました。安心して力を入れられる分、結果としていちばん毛が取れます。ファーミネーターやスリッカーの性能が低いという話ではなく、私にとっては櫛がいちばん使いやすかった、ということだと思います。
ただし、これは我が家の2匹がどちらも短毛のアメリカンショートヘアだからという前提つきの結論です。長毛の子の場合は話が変わってくると思うので、あとで詳しく書きます。
使っている3本の紹介
| 種類 | 商品 | 価格 |
|---|---|---|
| 櫛 | 岡野 ONS 高級両目金櫛 中 |
約1,650円 |
| ファー ミネーター |
小型猫 S 短毛種用 |
約2,991円 |
| スリッカー | ウィッシュ 角型ソフト S |
約1,518円 |
※価格は2026年8月時点のものです。セールなどで変動します。
値段も形もばらばらです。いちばん安い櫛が、いちばん出番の多い1本になりました。ここから1本ずつ、実際に使ってみた感想を書いていきます。
ファーミネーター|取れるのは分かる、でも力を入れられない
抜け毛対策のブラシとしては、いちばん有名だと思います。我が家で使っているのは「小型猫 S 短毛種用」です。
実際、当てて動かすと毛は取れます。取れることは間違いありません。
ただ、刃の部分がしっかりしているぶん、肌に当たったら痛いのではないかと気になってしまいました。特に背中から腰にかけては骨も近く、力加減が分かりません。結局、毛の表面をすべらせるような使い方になってしまい、本来の性能を出せていないと思います。
これは商品が悪いということではありません。使い慣れている方なら、きちんと寝かせて当てて、しっかり取れるのだと思います。私が怖がってしまって使いこなせなかった、というだけの話です。
スリッカーブラシ|針の先が気になってしまう
ペットショップで購入した、ウィッシュの角型ソフトスリッカーブラシSです。「ソフト」と書かれている通り、スリッカーのなかでは当たりのやさしいタイプです。
それでも、細い針金が並んでいる形を見ると、やはり力を入れる気になれませんでした。ファーミネーターと同じで、肌を傷つけそうで怖いというのが正直な気持ちです。
結果として、こちらもそっと表面を撫でるだけになってしまい、抜け毛はあまり取れませんでした。
ファーミネーター・スリッカーをチェックする
ファーミネーター 小型猫 S 短毛種用
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岡野の金櫛|怖くないから、しっかり使える
最後に買ったのが、岡野製作所の高級両目金櫛(中)です。Amazonで購入しました。
岡野製作所の日本製で、犬や猫のブラッシングに使われている定番のコームです。歯が粗い側と細かい側の両方がついた「両目」という作りで、粗い側でほぐしてから細かい側で整える、という一本二役の使い方ができます。
使ってみていちばん驚いたのは、気持ちの面でまったく違ったことです。金属の歯は太さも間隔もはっきりしていて、どこが肌に当たるのかが目で見て分かります。だから、怖くありません。
怖くないので、しっかり力を入れて毛の根元まで通せます。その結果、3本のなかでいちばん抜け毛が取れました。高価な専用品より、シンプルな櫛のほうが取れたのは意外でした。
歯が粗い側と細かい側の両方があるので、ざっと全体をとかしてから細かいほうで仕上げる、という使い方もできます。
気になったところ
ひとつだけ気になるのは、金属なので冬は冷たそうだということです。夏に使い始めたので今は問題ありませんが、寒い時期に冷たい金属を体に当てられたら、猫は嫌がるかもしれません。冬になったら、少し手で温めてから使おうと思っています。
「どれだけ取れるか」より「怖がらずに使えるか」
ブラシを選ぶとき、私は「どれがいちばん抜け毛が取れるか」で選んでいました。だからいちばん評判の良いファーミネーターを買いました。
でも実際に3本使ってみて分かったのは、こういうことです。
どんなに性能が良くても、飼い主が怖がって力を入れられなければ、毛は取れません。
おそるおそる使うと、時間もかかるし、猫も落ち着きません。結局ブラッシング自体が億劫になってしまいます。反対に、安心して使える道具なら、短い時間できちんと終わります。猫にとっても、そのほうが負担が少ないはずです。
ブラシ選びで大事なのは、性能の高さだけではなく、自分が安心して使える形かどうかだと思うようになりました。
つむぎと琥珀の反応
正直に書くと、ふたりとも最初は嫌がりました。ブラシの種類にかかわらず、体を触られること自体が嫌だったようです。
今は少し変わってきました。つむぎは慣れてきたようで、ブラッシングをさせてくれるようになりました。長い時間ではありませんが、途中で逃げ出すことは減っています。
一方、琥珀は今も嫌そうです。まだ小さいこともあって、じっとしているのが苦手なのかもしれません。無理はさせず、短い時間で切り上げるようにしています。
頻度は3日に1度くらいです。毎日やろうとすると、猫にとっても私にとっても負担になるので、このくらいがちょうど良いと感じています。
動画でも紹介しています(Instagram)
実際に櫛でとかしている様子を、Instagramのリール動画にまとめました。つむぎと琥珀、それぞれの反応もご覧いただけます。
これから買う方へ
最初の1本は、櫛から試すのもおすすめです
ブラッシングに慣れていない方や、猫の肌を傷つけるのが怖いと感じる方は、いきなり高機能なブラシを買わずに、まず櫛を試してみるのも良いと思います。
使ってみて「もっとごっそり取りたい」と感じたら、そのときにファーミネーターを足せば良いのではないでしょうか。
もちろん、力加減に慣れている方や、すでにブラッシングが上手な方であれば、ファーミネーターの性能をきちんと引き出せると思います。今回の話は、あくまで「怖くて力を入れられなかった飼い主」の体験です。
長毛種なら、ファーミネーターやスリッカーもありだと思います
ここは正直に書いておきます。我が家のつむぎと琥珀は、どちらもアメリカンショートヘアの短毛です。今回の「櫛がいちばん」という結論は、短毛の猫を短毛用の道具で手入れした場合の話です。
長毛の猫と暮らしている方の場合は、事情が違うと思います。毛が絡まったり、下毛がたまりやすかったりするぶん、櫛だけでは足りない場面が出てくるはずです。そういう子には、ファーミネーターやスリッカーのほうが向いていると思います。
我が家には長毛の猫がいないので、そこは実際に試したうえで書くことができません。長毛の子のブラッシングについては、実際に飼っている方の記事を参考にされることをおすすめします。
まとめ
猫用ブラシを3本使い比べた結果、我が家の定番になったのは岡野の金櫛でした。
怖くないから力を入れられる。力を入れられるから、いちばん毛が取れる。とてもシンプルな理由です。
評価は100点満点中90点。冬の冷たさが気になる点を差し引いても、毎日の抜け毛対策には十分すぎる働きをしてくれています。
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