つむぎと琥珀の猫日和

猫用品レビュー・比較

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短毛猫のブラシ3種類を使い比べた|アメショ2匹で試して残ったのは「櫛」でした

猫用ブラシ3種類。左から金櫛、スリッカーブラシ、ファーミネーター
我が家のブラシ3本。左から岡野の金櫛、ウィッシュのスリッカー、ファーミネーター
90/100
岡野 ONS 高級両目金櫛 中 ── 力を入れても怖くない安心感◎ 冬の冷たさだけ△

はじめに|ブラシが3本になりました

アメリカンショートヘアのつむぎと琥珀(こはく)と暮らしていると、抜け毛は毎日のことです。

我が家には今、猫用のブラシが3本あります。ファーミネーター、スリッカーブラシ、そして金属の櫛です。最初から3本買うつもりだったわけではなく、使ってみて「うーん」と思うたびに次を買い足した結果でした。

そして今、いちばん出番が多いのは、いちばん最後に買った櫛です。

結論:我が家の定番は「櫛」になりました

先に結論を書きます。3本のなかで我が家に残ったのは、岡野製作所の高級両目金櫛(中)です。3日に1度のブラッシングは、ほぼこれ1本で済ませています。

理由はひとつだけです。

使う私が、怖くないからです。

ファーミネーターもスリッカーも、抜け毛はしっかり取れます。ただ、どちらも猫の肌を傷つけてしまいそうで、私は力を入れて使うことができませんでした。おそるおそる撫でるように動かすので、結局あまり毛が取れないまま終わってしまいます。

櫛は違いました。安心して力を入れられる分、結果としていちばん毛が取れます。ファーミネーターやスリッカーの性能が低いという話ではなく、私にとっては櫛がいちばん使いやすかった、ということだと思います。

ただし、これは我が家の2匹がどちらも短毛のアメリカンショートヘアだからという前提つきの結論です。長毛の子の場合は話が変わってくると思うので、あとで詳しく書きます。

使っている3本の紹介

種類 商品 価格
岡野 ONS
高級両目金櫛 中
約1,650円
ファー
ミネーター
小型猫 S
短毛種用
約2,991円
スリッカー ウィッシュ
角型ソフト S
約1,518円

※価格は2026年8月時点のものです。セールなどで変動します。

値段も形もばらばらです。いちばん安い櫛が、いちばん出番の多い1本になりました。ここから1本ずつ、実際に使ってみた感想を書いていきます。

ファーミネーター|取れるのは分かる、でも力を入れられない

抜け毛対策のブラシとしては、いちばん有名だと思います。我が家で使っているのは「小型猫 S 短毛種用」です。

実際、当てて動かすと毛は取れます。取れることは間違いありません。

ただ、刃の部分がしっかりしているぶん、肌に当たったら痛いのではないかと気になってしまいました。特に背中から腰にかけては骨も近く、力加減が分かりません。結局、毛の表面をすべらせるような使い方になってしまい、本来の性能を出せていないと思います。

これは商品が悪いということではありません。使い慣れている方なら、きちんと寝かせて当てて、しっかり取れるのだと思います。私が怖がってしまって使いこなせなかった、というだけの話です。

スリッカーブラシ|針の先が気になってしまう

ペットショップで購入した、ウィッシュの角型ソフトスリッカーブラシSです。「ソフト」と書かれている通り、スリッカーのなかでは当たりのやさしいタイプです。

それでも、細い針金が並んでいる形を見ると、やはり力を入れる気になれませんでした。ファーミネーターと同じで、肌を傷つけそうで怖いというのが正直な気持ちです。

結果として、こちらもそっと表面を撫でるだけになってしまい、抜け毛はあまり取れませんでした。

ファーミネーター・スリッカーをチェックする

ファーミネーター 小型猫 S 短毛種用

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ウィッシュ 角型ソフトスリッカーブラシ S

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岡野の金櫛|怖くないから、しっかり使える

最後に買ったのが、岡野製作所の高級両目金櫛(中)です。Amazonで購入しました。

岡野製作所の日本製で、犬や猫のブラッシングに使われている定番のコームです。歯が粗い側と細かい側の両方がついた「両目」という作りで、粗い側でほぐしてから細かい側で整える、という一本二役の使い方ができます。

使ってみていちばん驚いたのは、気持ちの面でまったく違ったことです。金属の歯は太さも間隔もはっきりしていて、どこが肌に当たるのかが目で見て分かります。だから、怖くありません。

怖くないので、しっかり力を入れて毛の根元まで通せます。その結果、3本のなかでいちばん抜け毛が取れました。高価な専用品より、シンプルな櫛のほうが取れたのは意外でした。

歯が粗い側と細かい側の両方があるので、ざっと全体をとかしてから細かいほうで仕上げる、という使い方もできます。

ブラッシング後、金櫛に取れた抜け毛
数回とかしただけで、これだけ取れます

気になったところ

ひとつだけ気になるのは、金属なので冬は冷たそうだということです。夏に使い始めたので今は問題ありませんが、寒い時期に冷たい金属を体に当てられたら、猫は嫌がるかもしれません。冬になったら、少し手で温めてから使おうと思っています。

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「どれだけ取れるか」より「怖がらずに使えるか」

ブラシを選ぶとき、私は「どれがいちばん抜け毛が取れるか」で選んでいました。だからいちばん評判の良いファーミネーターを買いました。

でも実際に3本使ってみて分かったのは、こういうことです。

どんなに性能が良くても、飼い主が怖がって力を入れられなければ、毛は取れません。

おそるおそる使うと、時間もかかるし、猫も落ち着きません。結局ブラッシング自体が億劫になってしまいます。反対に、安心して使える道具なら、短い時間できちんと終わります。猫にとっても、そのほうが負担が少ないはずです。

ブラシ選びで大事なのは、性能の高さだけではなく、自分が安心して使える形かどうかだと思うようになりました。

つむぎと琥珀の反応

正直に書くと、ふたりとも最初は嫌がりました。ブラシの種類にかかわらず、体を触られること自体が嫌だったようです。

今は少し変わってきました。つむぎは慣れてきたようで、ブラッシングをさせてくれるようになりました。長い時間ではありませんが、途中で逃げ出すことは減っています。

一方、琥珀は今も嫌そうです。まだ小さいこともあって、じっとしているのが苦手なのかもしれません。無理はさせず、短い時間で切り上げるようにしています。

金櫛でブラッシングされているつむぎ
慣れてきたつむぎ。この体勢でしばらくやらせてくれます

頻度は3日に1度くらいです。毎日やろうとすると、猫にとっても私にとっても負担になるので、このくらいがちょうど良いと感じています。

動画でも紹介しています(Instagram)

実際に櫛でとかしている様子を、Instagramのリール動画にまとめました。つむぎと琥珀、それぞれの反応もご覧いただけます。

金櫛でブラッシングされている琥珀(Instagramリール動画のワンシーン)

📷 Instagramで動画を見る

これから買う方へ

最初の1本は、櫛から試すのもおすすめです

ブラッシングに慣れていない方や、猫の肌を傷つけるのが怖いと感じる方は、いきなり高機能なブラシを買わずに、まず櫛を試してみるのも良いと思います。

使ってみて「もっとごっそり取りたい」と感じたら、そのときにファーミネーターを足せば良いのではないでしょうか。

もちろん、力加減に慣れている方や、すでにブラッシングが上手な方であれば、ファーミネーターの性能をきちんと引き出せると思います。今回の話は、あくまで「怖くて力を入れられなかった飼い主」の体験です。

長毛種なら、ファーミネーターやスリッカーもありだと思います

ここは正直に書いておきます。我が家のつむぎと琥珀は、どちらもアメリカンショートヘアの短毛です。今回の「櫛がいちばん」という結論は、短毛の猫を短毛用の道具で手入れした場合の話です。

長毛の猫と暮らしている方の場合は、事情が違うと思います。毛が絡まったり、下毛がたまりやすかったりするぶん、櫛だけでは足りない場面が出てくるはずです。そういう子には、ファーミネーターやスリッカーのほうが向いていると思います。

我が家には長毛の猫がいないので、そこは実際に試したうえで書くことができません。長毛の子のブラッシングについては、実際に飼っている方の記事を参考にされることをおすすめします。

まとめ

猫用ブラシを3本使い比べた結果、我が家の定番になったのは岡野の金櫛でした。

怖くないから力を入れられる。力を入れられるから、いちばん毛が取れる。とてもシンプルな理由です。

評価は100点満点中90点。冬の冷たさが気になる点を差し引いても、毎日の抜け毛対策には十分すぎる働きをしてくれています。

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